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Last update: May 12, 2005
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Interview with Warren DeMartini

全世界、3億5千万人のうぉれんさんファンの方々、もーしわけないっ!うぉれんさんにもインタビューしちゃいました!

あんなことやこんなことがあったせいで、デビュー当時は「若干20歳のギターヒーロー」、「みんなの弟」なんてイメージがあったうぉれんさんも、今やRATTのリーダーで、実際その風格も漂っていたりするのでした。

しかーし。あの氷山も溶かす「温暖化スマイル」は健在!「ハーイ」という挨拶だけで海面が2メートルは楽勝で上がったと思われるわけですが、頭だけ何とか海面から出してインタビューは始まりました。

THE RATT GANG (以下TRG): 昨夜と今夜のショウを見ましたが、素晴らしいショウでしたね。最高でした

Warren DeMartini (以下WD): ありがとう。Warren DeMartini (Live at Boogie, Los Angeles, 2001)

TRG: 今のラインナップに満足しているのでは?

WD: うん、すごく満足しているよ!

TRG: ショウのセットリストはどのように選曲したんですか?

WD: 基本的にはラジオでかかっている曲が中心だよ。今はまだ新しいアルバムも出ていないし、新しいアイディアを試してみたり、アルバムに入っている曲をプレイしたりすることも可能だけど、来てくれる人はやっぱりよく知っている曲を聴きたいものだからね。一番気を遣っているのは、どこでどの曲をプレイするかだな。

TRG: 昨日と今日でも曲順が変わっていましたね。

WD: うん、そうなんだ。

TRG: その一番の理由は? 同じ地域だから、両方のショウに来る人が大勢いると思ったからですか?

WD: いや、そういうわけじゃなくて、うまく行っていると思える曲順が見つかればずっと続けてやるんだけど、最初の頃は、聴衆の反応を見ながら変えていくんだ。例えば"City To City"をセットの後半の方でプレイしたんだけど、あれはどちらかというとスロー・テンポの曲だからどうもしっくりこなくて、アタマの方に動かしたんだ。"Walking The Dog"もそうだな。

TRG: 昨日はギターは2本、今日は3本使っていましたね。

Warren DeMartini (Live at Boogie, Los Angeles 2001)WD: うん、今日はちょっとチューニングに問題があったんだ。チューニングが問題なければ、ずっと同じのを使うんだけどね。時々狂うんだ。ギターをどれくらい動かすかによるのかな。(笑)

TRG: 曲のアレンジは、現在のラインナップに合わせてやり直したんですか?

WD: ああ、かなり変えてるよ。エンディングとか、セグエとか…。

TRG: 2ndギタリストがいるし、バックグラウンド・ヴォーカリストも1人増えたから、前のツアーよりやれることの幅が広がったでしょう?

WD: そうだね、John(Corabi)はサウンドに素晴らしい貢献をしてくれているよ。彼のプレイ・スタイルは僕のとすごく合うし、彼は本来リード・シンガーだから、Juan Croucierの完璧な後任になっているよ。(笑)


TRG: 新曲は「Over The Edge」1曲だけプレイしていますが、この曲、相当気に入っているみたいですね?(笑)

WD: ああ。全員のお気に入りだよ。ヴォーカル・パートが4パートになっていて、すごく楽しんでプレイ出来るんだ。歌うのがとても楽しいし、メンバーみんなが乗れるんだ。全員がそれぞれに違うことをやるバッキング・パートを持っているのは、この曲だけだよ。

TRG: Jizzyのヴォーカル・メロディはレコード・ヴァージョンに近いと思うんですが、そういう風に歌ってくれと頼んだんですか?

WD: スタジオで歌っている時は、1人が何トラックも録って、コードみたいなものを作り出すことが出来る。だから、1人でバックグランド・ヴォーカルの壁みたいなものを作るのは簡単なことなんだよ。でも、ライヴは全く別の話だ。Johnが入ったことで、ライヴでも前よりうまくやれるチャンスが増えたし、Jizzyがやれることもわかっていたから、今(のラインナップ)ならレコードでやったことを再現出来る、と確信してたんだ。すごくうまくやれてるよ。

TRG: Jizzyの声域はStephenと殆ど同じなんですか?

WD: そうなんだ。もう少し高く歌えると思う。キーで言えばね。それに、高いレンジで歌うのも彼は好きみたいだよ。(笑)

TRG: Jizzyとの相性はどうでしょう?

Jizzy PearlWD: 彼は、80年代に出てきた誰にも共通するものを持っていると思うんだ。ただ、彼のバンド"LOVE/HATE"は、波に乗り損ねてしまった感があった。彼らのデビュー・アルバムが出たのは、確か1990年だったと思うけれど、その頃にはNIRVANAもPEARL JAMも出ていて、MTVも何もかもすっかり変わってしまっててね。でも、LOVE/HATEの作品を聴いてみると、どのメンバーもうまい。もしかしたら、あの時代に出たバンドの中でも特にうまい方に入るかもしれない。だから、Jizzy Pearlと一緒にプレイ出来ることはエキサイティングなことなんだ。彼のうまさや音楽のセンスは、このバンドの他のメンバー全員と同じレベルだ。彼は、知られざるベテラン、という感じだと僕は思うね。それに、彼はすごく集中しているし、熱意も高い。彼のパフォーマンスのレベルは、僕にこの活動をずっと続けたいと思わせるものだよ。

TRG: ステージの上でも絡みやすいですか?

WD: うん、すごくやりやすいよ。彼はテクニシャンだからね。素晴らしいショウをやるテクニックを持っているんだ。実はJizzyが加わったことで、83年〜84年以来のエネルギーを感じることに気付いたんだ。バンド内のヴァイブがね。何かが欠けていたんだなぁ…。97年に再結成した時には、何かが欠けていたんだ。同じ場所にギアが入っていなくて。でも、Jizzyが入って、彼は自分がやるべきことを楽しんでやっている。それが本来のエネルギー・レベルに戻してくれたんだと思う。

TRG: でも、Jizzy以外にもシンガーの候補はいましたよね?

WD: ああ、大勢オーディションしたよ。実はJizzyも1回で決まったわけじゃなくて、何回かオーディションに来たんだけど、最初の2回はどっちにとっても調子の良い日じゃなかったんだ。オーディションの様子は全部ビデオに録画して、それをチェックしてもっと試してみたい人達を選んで、何度も来てもらうこともあったんだ。3度目のJizzyは全く違ってたよ。どういう理由かわからないけれど、ぴったり合ったんだ。うん、確かに何人も試したよ。ひどいのもあったね。(苦笑)


Warren DeMartini (Live at Boogie, Los Angeles, 2001)TRG: 新曲をやるとBobby(Blotzer)が掲示板に書いていたと記憶しているので、今のラインナップで曲作りをしているんだなと楽しみにしていたんですが、実際のところはどうなんですか? 今のラインナップで曲作りは行なっているんですか?

WD: ああ、常に曲は書いてるよ。アイディアは沢山あるから、レコードを作る時期が来れば、簡単にやれると思う。今やっていることは「楽」なんだ。まるで80年代当時のエネルギーを以って事に当たってるみたいに、楽に物事を完成させられる、そんな感じ。これまで全く経験したことのなかった感覚だよ。

TRG: ツアーはずっとやっていたんですよね?

WD: うん、夏はずっと休んだけどね。

TRG: じゃあ、これからはずっとツアーを続けるつもりですか? クリスマス前ぐらいまで?

WD: うーん、そうだな…休みを入れながら、ではあるけど。あと1ヶ月は続けるけど、その後のことはこれからの状況次第だな。

TRG: Corabiの存在はバンドのサウンドにとって重要だとあなたもさっき言っていましたが…。

John Corabi (pic by Nao at UNION's live in Tokyo, 2005)WD: うん。

TRG: 彼はずっとこのバンドにいるんでしょうか?

WD: ああ、僕はそう願ってるよ。

TRG: 彼のバンドのUNIONが近々何かをやるらしいと聞いたものですから…。

WD: うん、アルゼンチンからオファーが来ているらしいね。それから、スカンジナヴィアからもかな。RATTのスケジュールとぶつからない限り、何でもやるべきだと彼には言ってあるよ。UNIONはかなり成功を収めているからね。僕は何も問題はないと思っているよ。彼らもプレイを続けるべきだ。他のことをやる時間はあるよ。


TRG: Stephenは彼の立場で脱退・ツアーのキャンセルの経緯を話しました。もし言いたいことがあれば。余計なことを言わないのも賢明だとは思いますが、でも…。

WD: でも?

TRG: 日本ツアーがキャンセルになって、がっかりした人は大勢いますし…。バンドの正式コメントみたいなものが出た後、Stephenも色々なメディアで彼の立場のコメントを出して、その後、Bobbyがあれこれ発言したことが状況をさらに混乱させましたよね。あなたが言いたいことがあるとしたら、何でしょうか?

WD: Stephenの公式なコメントが何なのか僕は知らないんだけど、バンドを辞めたからツアーは出来ない、というものだったんだろ?

TRG: ええ。

WD: 僕達はいつも1つのルールに従って行動してる。一度売り出されたら、一度契約が成立したら、その義務は必ず果たす、というルールだ。それを守るのと守らないのとの間には大きな違いがある。あれで空いた穴は埋めることは出来ないと僕は思うよ。個人的な意見だけど。僕はすごくがっかりしたよ。それに、彼にとっても良くなかったと思う。自分のキャリアをめちゃめちゃにしてしまったんだからね。

TRG: 日本公演を楽しみにしていたのにがっかりさせられた日本のファンに何か一言。

WD: あれは2000年だったよね。僕達もすごく楽しみにしていたんだ。今はもう2001年だから、次に行けるのは2002年になってからということになるだろう。でも、今のこのバンドで日本でツアーをするのを心から楽しみにしているよ。みんなも楽しんでくれると思うんだ。


Warren's guitar (Sword - original)TRG: ギターについて。SWORD(刀と片仮名の“ロンドン”がペイントされたギター)が再発されるそうですね

WD: うん、そうなんだ。ウェイン・シャーベルは会社のライセンスを売ってしまったから、シャーベル・ギターとは呼べないんだけど、彼と息子のマイケルがギターを作っているところに、SWORDギターとジェイムス・ディーン・ギターとスネイク・ギターを出していいというライセンスを与えたんだよ。でも、新しい会社でやるんだ。(シャーベル氏が)メジャーな製作体制とは一線を画したやり方でやろうとしているから、最初はゆっくりだろうと思うけど、僕はすごくワクワクしてるよ。ウェイン・シャーベル…シャーベル・ギターを初めて手にしたのは…1982年だったな。58年製のフェンダー・ストラトの良いところを全部活かしてモダンにした感じで、彼とまた仕事が出来るのはすごく嬉しいよ。

TRG: オリジナルと全く同じ仕様で作られるんですね。

WD: ああ。でも、Performance Guitarとはこれからも仕事を続けるし、今、メインで弾いているのはPerformanceだよ。ウェインからはまだギターは1本も受け取っていないし、ライヴで使えるかどうかは実物を手にしてから判断するよ。Performanceとの関係はこれからも変わらない。

TRG: オリジナルのSWORDやジェームス・ディーン・ギターは今も持ってるんですか?

WD: うん、持ってるよ。

Warren DeMartini Signature Model's headTRG: Performanceのシグネチャー・モデルが出るそうですね。あなたが関わっていることについて話してください。

WD: うん、15本にサインした。すごく良いネックだよ。まだボディは出来てなかったから見てないんだけど。今、組み立ててるところだ。フランク・ザッパに会った時にPerformanceのギターが置いてあって、それを弾いてすごく気に入ったんで、フランクにクニ(注:Performance Guitar社長、須貝氏のこと)の電話番号を教えてもらったんだ。クニはフランクの(ギターの)寸法を記録に残していたんで、フランクのギターと全く同じものを作ってもらえた。それがブラック・ギターだよ。シグネチャー・モデルの方は、ヘッドストックの部分と、ピックアップの組み合わせをそれぞれ少し変えたりしているけど、ソロイストのストラトとそんなに大きく違ってはいないよ。

Warren's wireless systemTRG: ワイヤレス・システムを売ろうとしているという話は?

WD: クニが、僕が85年〜87年のツアーで使ったワイヤレス・システムを持っているんだけど、もうロット外(注:周波数の割り当て外ということらしいです)になってるんで使えないんだ。周波数を管理してるのってどこだっけ? FAAだっけ? (ここで誰かが「FCC(Federal Communications Commission)だよ!」と答える。) うん、FCCが僕のワイヤレス・システムを割り当て外にしてしまったんで(苦笑)、使えるようにしようとすると、7000ドルぐらいかかるんだ。(笑)


TRG: 他に、現在進行していることはありますか?

WD: ビリー・シャーウッド(注:現YESの!?)と一緒に曲を書いているけど、それ以外はRATTのビジネス(注:裁判を含めて、でしょう…)をすっきりさせて、レコード契約が探せるような状況に持っていきたいね。

TRG: それはいつ頃になりそうですか?

WD: 2002年の2月には契約の交渉が始められると思うよ。それが僕の計画だ。

TRG: まずデモを作って、それから…という感じでしょうか?

WD: ああ、こうやってたっぷりプレイしているから、ウォームアップの時にアイディアを試したりはしてる…。でも、僕は順番に片づけていくのが好きなんだ。例えば3週間で曲を書いて、それで契約を取って、という風に。今は、Stephenとの無意味なゴタゴタのせいで、契約の交渉は出来ないから。それが片付いたらね…。

TRG: 2003年になる前には日本にプレイしに来てくださいね。(笑)

WD: うん。(笑)

--Thank you, Warren!!!

(This interview was taken on September 7, 2005)

うぉれんさんが2002年ってゆった2002年ってゆった2002年ってゆった!皆さんが証人です!

Stephenの脱退以来、殆ど表立って発言をしてこなかったWarrenの言葉、いかがでしたか?

WarrenとJizzyのインタビューの最中、Johnが「そろそろ帰るけどー」と顔を見せに来たり、Robbieが「お疲れー!」と入ってきたりで、正直言ってバンドの雰囲気はすこぶるよかったです(父っつぁんは恐らく外でビール & ファンサービス:笑)。今のこの状態を「RATT」と呼ぶかどうか、それは見た人それぞれが判断することで、誰がどうこう言うものではありません。が、これだけは言えます。今「RATT」を名乗っているこのバンドは、これまたすこぶるつきのいいバンドです。それだけは確かです。2002年にこのメンバーでアルバムを出してくれることを期待してやみません。(by: Nao / September, 2001)

Interview by: THE RATT GANG

Japanese to English translation and tape dictation by: Lieju (MEGA thanx to ya!!)

Special Thanx to: Ms. Kathy DeMartini

Copyright © 2001 - Nao. All rights Reserved.

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